
歩けるようになって少し楽になると思っていたのに、なぜかまた後追いが始まった…。
トイレにも行けないし、家事も進まないし、泣かれると胸がギュッとなりますよね。
しかも、ちょうど仕事復帰や生活リズムの変化が重なる時期だと、私たちもヘトヘトになりがちです。
でも、1歳半頃の後追いの復活は、成長の途中でよく見られる動きとも言われています。
この記事では、なぜ起きるのか、どう関わるとラクになりやすいのかを、一緒に整理していきますね。
1歳半で後追いが復活する?よくある成長の波
ここでは、まず結論として「それって普通なの?」に答えつつ、安心できる見通しをお伝えします。
1歳半頃に後追いが強まるのは珍しくないとされています。
一度落ち着いた後追いが、歩行が安定してきた時期に「再燃」するように見えることがあるんですね。
多くの場合、イヤイヤ期(自我の芽生え)や分離不安が重なり、気持ちが揺れやすいタイミングとされています。
そして、ずっと続くというより、波のように強くなったり弱くなったりしながら、2歳前後で落ち着いていくケースが多いと言われています。
どうして1歳半頃に後追いが戻るのか
ここからは、後追い復活の背景として考えられている理由を、いくつかの視点で見ていきます。
自我の芽生えと不安の同居
1歳半頃は、できることが増えて「自分で!」が強くなる時期ですよね。
でも同時に、思い通りにならないと悔しかったり、気持ちが追いつかなかったりもします。
この時期は、自立したい気持ちと甘えたい気持ちが同時に出やすいと言われています。
だからこそ、ママさんやパパさんが少し離れるだけで、急に不安が大きくなって後追いになることがあるんですね。
イヤイヤ期と重なりやすいタイミング
後追いの復活は、イヤイヤ期とセットで語られることが多いです。
イヤイヤ期は、何でも拒否したいというより、自分の意思を試している時期とも言われています。
そのため、ママさんが別のことをし始めると、子ども側は「今は私を見て!」となりやすいのかもしれませんね。
後追い+イヤイヤで大変さが倍増しやすいので、つらく感じるのも自然なことです。
分離不安の再燃と言われることも
赤ちゃんの頃の後追いは、分離不安の表れとして知られていますよね。
1歳半頃の復活も、分離不安が一時的に強まっている状態と捉えられることがあるようです。
成長の過程で、安心できる人(多くはママさん)を「心の基地」にして、また外へ挑戦していく。
その準備として、くっつく時間が増える…そんな見方もあるんですね。
生活の変化が引き金になることも
この時期は、保育園スタートや仕事復帰、引っ越し、家族の体調不良など、環境が動きやすいタイミングでもあります。
子どもは変化に敏感なので、説明できない不安が後追いとして出ることもあると言われています。
ママさんの不在が増えると後追いが強まるという相談も見られるようです。
これって、子どもが弱いからではなく、関係がしっかり結びついているからこそ起きる面もあるのかもしれませんね。
後追い復活でよくある場面と、ラクになる工夫
ここでは、実際に起きがちなシーンを3つ以上取り上げて、今日から試しやすい工夫を具体的にまとめます。
トイレにもついてくる問題
ドアを閉めた瞬間に泣かれると、焦りますよね。
まずは、短い言葉で見通しを伝えるのが助けになることがあります。
たとえば、こんな声かけです。
- ママ、トイレ行ってすぐ戻るね
- ドアの前で待っててね。終わったらぎゅーしよう
- 一緒に行く?ここで待つ?
毎回同じ言い方にすると、子どもが理解しやすいと言われています。
どうしても無理な日は、一緒に来てもらうのもアリです。
私たちの生活が回ることも大事ですし、完璧に離れようとしないほうが落ち着くこともありますよ。
家事が止まる問題
洗い物、洗濯、料理…やることは山ほどなのに、足元で泣かれると動けないですよね。
そんなときは、最初に1〜3分だけ全力で関わるのが効くことがあります。
ポイントは「ながら」ではなく、短時間でもしっかり目を見ることです。
たとえば、
- 抱っこして10数えたら洗い物するね
- 絵本1冊読んだら、ママはごはん作るよ
- ぎゅーしてからスタートしよう
子どもが安心すると、少しだけ離れやすくなることがあるんですね。
そして可能なら、家事のハードル自体を下げてOKです。
お惣菜・冷凍・紙皿なども立派な育児の味方です。
寝る前だけ後追いが激しくなる問題
夜になると不安が強くなる子も多いですよね。
眠いのに寝られない、離れたくない、でも言葉でうまく言えない。
そんなときは、寝る前ルーチンを固定するのがおすすめです。
たとえば、
- お風呂→保湿→絵本→消灯→同じ子守唄
- 寝室に行ったらスマホは見ない
- 最後に必ず同じ言葉で安心させる
ルーチンは、子どもにとって次に何が起こるかの地図みたいなものです。
見通しが立つと、しがみつきが少し和らぐこともあると言われています。
ママさんが見えないと泣く問題
姿が見えないだけで大泣きするの、ありますよね。
この場合は、いきなり離れるより、段階を踏むのが向いていることがあります。
見える場所で短時間離れる→成功体験を増やすイメージです。
たとえば、キッチンの入り口にベビーゲートがあるなら、まずは見える範囲で作業してみる。
泣きが少し落ち着いたら、
- ママここにいるよ
- できたね、待てたね
と、できたことを言葉にしてあげると安心につながることがあります。
ママさん・パパさんの心が限界に近いときの考え方
子どもの後追いも大変ですが、実は一番つらいのは「毎日続くこと」だったりしますよね。
ここでは、気持ちがしんどいときの守り方をまとめます。
イライラしてしまうのは普通
泣き声が続くと、脳も体も休まらないです。
イライラするのは、ママさんやパパさんが冷たいからではなく、疲れが溜まっているサインかもしれませんね。
まずは自分を責めないことが、意外と大事です。
休むことを最優先にする工夫
対処法はいろいろありますが、土台は休息です。
たとえば、
- 家事を1つ捨てる(洗濯たたまない日を作る)
- 短時間でも横になる
- パートナーさんに具体的に依頼する(お風呂だけ、寝かしつけだけ)
私たちが倒れてしまったら元も子もないですもんね。
相談したほうがいい目安
多くは成長の一環とされていますが、もし「極端に続く」「生活が回らない」などがあれば、相談しても大丈夫です。
小児科や地域の育児相談、保健師さん、園の先生など、頼れる窓口はいくつかあります。
また、親側の気持ちが限界のときは、心の相談窓口につながるのもとても大切です。
子どものために相談するというより、家族が回るために相談する感覚でもいいと思いませんか?
まとめ
最後に、1歳半頃の後追い復活について要点を整理しますね。
- 1歳半頃に後追いが復活するのは珍しくないとされています。
- 背景には、イヤイヤ期(自我の発達)や分離不安の再燃、生活の変化が関係することがあります。
- 対処のコツは、短時間で安心を満たす、同じ声かけでルーチン化、完璧を目指さないことです。
- つらさが強いときは、休息を優先し、必要なら小児科や相談窓口に頼って大丈夫です。
後追いが強い時期は、毎日が長く感じますよね。
でも、子どもが求めているのは、ずっと完璧に構うことではなく、安心できる合図なのかもしれません。
私たちも一緒に、できるところから少しずつ、ラクになる形を探していきましょう。