
イヤイヤ期のご飯、食べてくれない日って本当にしんどいですよね。
せっかく作ったのに手をつけないと、心も折れそうになりますし、栄養も気になりますよね。
そんなときに迷うのが、食事を下げるかどうか。
下げたらかわいそうかな、でも出しっぱなしも良くないのかな…と、私たちも揺れやすいところなんですね。
この記事では、保育現場や育児支援で主流になっている考え方(無理強いしない)をベースに、食事を下げるのがなぜ有効なのか、いつ下げるのか、下げるときの声かけや、その後のおやつ・次の食事の扱いまで、一緒に整理していきます。
イヤイヤ期ご飯食べないとき下げるのはあり?の答え
まずここでは、迷いやすい結論を短くまとめます。
イヤイヤ期にご飯を食べない場合、食事を下げるのは推奨される対処法です。
育児支援の情報でも、イヤイヤ期は「食べさせ切る」より、食事を通して子どもが行動と結果のつながりを学ぶことが大切だとされています。
また近年の保育現場では、食事の場面でも無理強いしない姿勢が主流で、全部食べるまで席を立たせないような強制は、食事への嫌悪感につながりやすいため避けるべきとされています。
食事を下げる対応がうまくいきやすい理由
ここでは、なぜ「下げる」が効果的と言われるのかを、ポイントごとに見ていきます。
食べないと食事が終わるという因果関係
イヤイヤ期は、子どもさんが理性を少しずつ獲得していく成長の時期なんですね。
この時期は、食事を通して行動と結果の関係を学ぶことが最終的な目標になりやすいとされています。
そこで、ダラダラ出し続けるよりも、食べないなら食事は終わるを一貫して示すほうが、子どもさんにとって分かりやすいんですね。
無理強いが食事ぎらいを強めやすい背景
食べてほしい一心で、つい口に運びたくなること、わかりますよね。
でも近年は、保育現場や育児支援機関でも無理強いしないが主流になっています。
従来の全部食べるまで席を立たないといった強制的な方法は、かえって食事への嫌悪感を強めるため避けるべきとされています。
つまり、下げるのは冷たい対応というより、食事の時間を気持ちよく終えるための工夫でもあるんですね。
食べない原因が子ども側だけとは限らない視点
食べないとき、つい「わがままなのかな」と感じてしまうかもしれませんね。
でも実際は、遊びが気になっていたり、お腹が空いていなかったり、環境が落ち着かなかったりと、原因はいろいろあるとされています。
だからこそ、下げる・下げないの判断だけでなく、食べやすい条件を整えるのもセットで考えるとラクになりやすいです。
下げる目安と声かけのコツ
ここでは、実際にどう進めると揉めにくいかを、手順としてまとめます。
下げるタイミングは約30分が目安
食べが進まない時間が続くと、親も子も疲れてしまいますよね。
目安としては、約30分程度食べが進まなければ下げるのが効果的とされています。
この「毎回だいたい同じルール」が、子どもさんにとって理解の助けになるんですね。
下げるときは理由を短く説明
無言で片づけると、子どもさんも不安になりやすいかもしれませんね。
下げるときは、理由をしっかり説明することが重要とされています。
たとえばこんな感じが伝わりやすいです。
- もうお食事の時間が終わりだから下げるね
- 食べたくなったら、次のご飯の時間に食べようね
- お腹が空いたら教えてね(次の食事でね)
ポイントは長い説教にしないことです。
淡々と、でも優しく伝えるほうが、結果的にこじれにくいですよね。
駄々をこねてもルールは変えない
下げた直後に、急に食べると言ったり、泣いたり、別のものを欲しがったり…あるあるですよね。
ここで毎回ルールが変わると、子どもさんは試行錯誤を続けやすくなります。
食べなかったのにお菓子やフルーツを欲しがる場合は、前に下げたご飯を出して、ご飯を食べるまでは次はないと教えることが大切だとされています。
親としては胸が痛む瞬間もありますが、ここを一貫させると、落ち着くのが早くなることも多いんですね。
うまくいった家庭で多い具体的な工夫
ここでは、下げる対応と一緒にやると効果が出やすい工夫を、場面別に紹介します。
環境を整えて食事に集中しやすくする工夫
子どもさんは刺激に敏感なので、環境だけで食べやすさが変わることもあります。
育児支援の情報でも、物理的な環境整備が効果的とされています。
- テレビを消す
- 子どもさんが座りやすい高さの椅子にする
- 扱いやすいサイズの食器に変える
- 食べ物を一口サイズにして成功体験を増やす
環境が整うと、下げる・下げない以前に「そもそも食べる」が起きやすくなるかもしれませんね。
生活リズムを固定してお腹を空かせる工夫
食欲って、気合いではどうにもならない部分がありますよね。
具体的なスケジュールを決めて家族全員で守ると、食事の時間に自然と食欲が湧きやすいとされています。
- 朝7時に朝食
- 12時に昼食
- 15時におやつ
- 18時に夕食
もちろんご家庭の事情で前後しますが、「毎日だいたい同じ」が子どもさんの体に効いてくるんですね。
量を減らして達成感を作る工夫
たくさん出すほど食べてほしい…そう思いませんか?
でも、イヤイヤ期は気分で止まりやすいので、最初から多いとハードルが上がりやすいです。
普段より少なめの量から始めて、全部食べられたという達成感を味わわせることで、食事への自信を育てられるとされています。
おかわり方式にすると、親の気持ちも少しラクになりやすいですよ。
遊び食べが始まったときの切り替え例
食べないだけでなく、遊び食べもセットで起きる日がありますよね。
そんなときは、叱り続けるより「食事は短時間で終える」を徹底すると、長期戦になりにくいです。
- 食べないならおしまいにするねと予告する
- 5分だけ待って、食べないなら下げる
- 次の食事まで基本は何も足さない(飲み物は水やお茶程度)
ここも毎回同じ流れにすると、子どもさんは見通しが立って落ち着きやすいんですね。
まとめ
イヤイヤ期の食事は、頑張っている親御さんほど悩みが深くなりやすいですよね。
でも、イヤイヤ期にご飯を食べない場合は、食事を下げるのは推奨される対処法です。
目安は約30分で、下げるときは理由を短く説明し、駄々をこねてもルールを変えないことがポイントとされています。
あわせて、テレビを消すなどの環境づくり、生活リズムの固定、量を少なめにして達成感を作る工夫も効果的なんですね。
完璧にやろうとすると苦しくなるので、できそうなところから一緒に試していきましょう。